永代供養とどう違う?近年増えている「墓じまい」について
こんにちは!
山梨県南アルプス市にある
「松久山 蓮経寺(しょうきゅうざん れんきょうじ)です。
HPをご覧くださり、ありがとうございます。
当院は、江戸時代初期に開山したとされる寺院です。
その歴史は古く、境内には本堂、日朝堂、七面堂などが建立され
江戸末期に築かれたという石垣が、境内西側の道路に沿って残されています。
昨今、家族形態の変化や、少子化の影響を受けて
お墓の継承者がいないというご相談を受けることが多くなり
いろいろな供養の形が選択肢として現れてきました。
今回は意外と知られていない「墓じまい」についてご説明しましょう。
「墓じまい」はその言葉が示す通り、お墓を解体・撤去することです。
お墓自体を寺院や霊園からなくなりますので
墓じまいを済ませた後は、お墓があり続ける限り永代的に使用できる権利(永代供養権)を
返還して更地に戻すのが一般的となっています。
墓じまいはお墓を別の場所に移す「改葬」のケースも含んでいるので
そちらと混同しやすいのですが、改葬は「お墓のお引越し」が目的で
墓じまいは「お墓の撤去・解体」というイメージになります。
墓石を撤去するゆえに、少し寂しく感じることもありますが
せっかく今まで受け継いできたお墓を無縁墓にしたくないとか
維持・管理が子や孫の負担にならないようにという
前向きな思いも込められています。
当院では、住職が兼務する顕信坊「妙光苑」にて
永代供養も承っておりますので、ご不安をお持ちの方は
一度お話をお聞かせください。
寺院が続く限り永代に亘って故人様を供養することをお約束いたします。
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